奄美大島の瀬戸内町で10日、パッションフルーツの出発式がありました。

瀬戸内町の26の農家でつくる「瀬戸内パッション」は、県のかごしまブランドに認定されています。

今年は、花の咲く2月下旬の日照不足の影響で、町全体で去年より4.7トン少ない33.8トンの収穫を見込んでいます。

瀬戸内町阿木名集落の里山悠人さんのビニールハウスで10日に開かれた出発式では、農家らが試食をして、今年の出来栄えを確かめていました。

(試食した農家)
「香りも良くておいしい。甘みと酸味のバランスがとてもいい」

(パッションフルーツなどを栽培 里山悠人さん)
「生で食べるのもありだと思うし、バニラアイスと一緒に混ぜたり、お酒が好きな人は焼酎に混ぜたり。いろいろな食べ方を試してもらいたい」

瀬戸内町のパッションフルーツの収穫は7月下旬ごろまで続きます。