6月5日の初公判。
男は起訴内容をいずれも認めました。
「コミックの続きを読みたい」という身勝手な理由で、読みたいコミックを着衣の下に入れて、万引きしたといいます。
【弁護人からの質問】
Q令和4年9月に出所後、食費はどこから支払っていましたか?
ー自分の持っているお金からです。自分の預貯金、親のお金、給付金ももらっていました。
Q今回の犯行時、現金はいくら持っていましたか?
ー7万円、それに近い金額です。
Qどうして漫画にはお金を使いたくなかったんですか?
ー自分の中で、漫画は読み捨てる形というか…情報に価値があって読み返さないので、文庫本などに比べると高いと感じるからです。
男は出所後、就職活動がうまくいかなかったことなどから、将来お金に困ることなどを不安視し、漫画の購入にお金を使いたくなかったなどと述べました。