山形市で8日、献血を広めようと高校生が考案したボードゲームの体験会が開かれました。
県内では今、若い世代の献血者不足が懸念されています。

県赤十字血液センター・金子正志さん「献血には年齢制限があって最大で69歳までしか協力してもらえない。将来的に献血する人が不足してしまう」
こうした中、注目されているのが寒河江高校の生徒4人が考案したボードゲーム「献血×がん人生ゲーム」です。

8日県立保健医療大学の大学祭で体験会が開かれました。
ゲームは献血する人・輸血を受ける人の2つの人生に分かれてスタート。2つの人生を疑似体験することで献血やがんについて学ぶ事ができます。
寒河江高校3年・宮地ひなたさん「楽しく学べるボードゲームで知識とか ヒアリングして集めた情報とかが詰まっている」
会場では大学生たちがゲームを楽しみながら体験しました。

「副作用で血球血小板が減少しました。(輸血で)回復させてもらいます」
体験した大学生は「高校生がボードゲームを作っていると知ってすごいと思った。若い人が(献血に)関心を持ってくれるといい」
寒河江高校3年・宮地ひなたさん「もっと多くの人にボードゲームを知ってもらい、献血をしたいと思う人が増えてたら」

高校生考案のボードゲームに注目です。














