アメリカの先月の就業者数は市場の予想を大きく上回る27万2000人の増加でした。市場では、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会による政策金利の引き下げ開始時期が、来年にずれこむのではないかという見方も出ています。
アメリカ労働省が7日発表した5月の雇用統計は、景気の動向を敏感に反映する「非農業部門の就業者数」が前の月に比べて27万2000人増え、およそ19万人の増加を見込んでいた市場の予想を大きく上回りました。
労働者の平均時給も前の年の同じ月と比べて4.1%の伸びと市場の予想を上回っていて、アメリカの労働市場がなお強さを保っていることが示された結果となりました。
労働市場の強さは物価の上昇につながることから、インフレの鈍化が遅れることも見込まれます。そのため市場では、中央銀行にあたるFRBによる政策金利の引き下げ開始時期が遅れ、来年にずれこむという見方も出ています。
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