親子で一緒に運動する習慣を

「前転・後転、この2つをきょうはやります」

こうした中、今月2日、都城市の南九州大学では運動の苦手な児童を対象とした「チャレンジ運動教室」が開かれた。

この日は、就学前の園児から小学3年生までおよそ50人の子どもたちが参加。
将来、教職員などを目指す大学生や高校生たちが子どもたちにマット運動など体の動かし方を教えた。

(参加した子ども)
「でんぐり返しできた!」
「後転が楽にできるようになった」

また、今回の教室では親子で一緒に運動する習慣をつけてもらおうと多くの保護者も参加した。

(保護者)
「ふだんサッカーとかしているが、バランスボール使ったり、家ではしないとをしていたので、家でやってみたい」
「こういう場があれば、自分の子どもがどれだけ運動能力があるのか見られると思う」
「楽しみながら、ずっとこれから先もできるようになってもらいたいと思う」

2027年には国内最大のスポーツの祭典、「国民スポーツ大会」も開催される県内。

スポーツへの機運を高めるためにも、子どもたちの体力を向上させる取り組みが求められている。

(宮崎市小学校体育連盟 長尾岳彦会長)
「国スポ・障スポ宮崎で行われますので、小体連としても、いろんな種目に親しむとか、こんな競技があると、そういった面でサポートしていけたらと考えている」


(スタジオ)
宮崎県内では、小学校から高校、それに特別支援学校、それぞれの体育指導の教員が集まり、「研究授業」を開催しています。

60年以上前から続けている全国でも珍しい独自の取り組みで、子どもたちの運動能力向上に力を入れています。

国スポ、障スポに向け、子どもたちが体を動かす取り組みが県内でどんどん広がると良いと思います。

※MRTテレビ「Check!」6月7日(金)放送 「Check!」調査班から