【取材後記】
また、子どもが入院したとき、親が病室に泊まり込んでケアをする「付き添い入院」の問題も長年、問題視されています。
今年4月に子ども家庭庁などが全国の医療機関を対象に調査したところ、子どもが入院する際、家族に付き添いを求めている医療機関がおよそ4割にのぼることがわかりました。
親がまともな食事や睡眠がとれず、家族が心身ともに疲弊するケースも多いといいます。医療的ケアが必要な子どもと、その親への支援はまだ道半ばです。家族の暮らし支え、誰もが平等にサポートを受けられるよう、更なる見直しや整備が必要だと取材を通して感じました。