子どもたちのケアに走り回る看護職員。学校側は看護職員の確保に懸命です。

富山県立高志支援学校 鞍田奈緒美教頭:「年によって足りないっていう状況もあったりですとか、現場レベルでも1人1人が知り合いの看護師さんいないかしらっていうような感じで。はい、努力はしてはいますけれども」
渉くんの場合は、その後、教室で看護職員がケアしてくれることになり、付き添いは終わりました。

しかし、授業に「リハビリ」の科目があり、週に3回、保護者が付き添う必要があるのです。
母・美帆さん:「どうしても、どこまでも、付き添い問題はついて回ってくるので、そこは何かちょっと和らげられると、例えば少しパートに出たりできるのでいいのかなっていうのはありますよね」
美帆さんは渉くんが難病になる前は飲食店でパートの仕事をしていました。
「学校行くのすごく好きなので。学校行くのは元気じゃないといけないので。学校に行けるくらい元気な状態をキープできたらいいなと思う」