2024年1月の能登半島地震で、在日スリランカ人が炊き出しを行った際、高校生が育てた米を使った縁で大使自らが浜松市内にある学校に出向き、生徒たちに感謝を伝えました。

浜松市のオイスカ浜松国際高校を訪れたのは、スリランカのロドニ・ペレラ駐日大使です。

ペレラ大使は、能登半島地震の際、オイスカ国際高校に依頼し、生徒たちが育てた「オイスカ米」120kgを石川県に送りました。

また、4月に能登半島地震の被災者に炊き出しを行った際にも「オイスカ米」を使ったことから、そのお礼として、今回、講演を行いました。

講演では、米を提供してもらったことへの感謝と被災地での体験を話し、生徒たちは真剣なまなざしで聞いていました。

<オイスカ浜松国際高校3年 山田美優さん>
「自分たちが頑張って作ったものを被災者の方に食べていただけるということがすごいうれしいことですし、自分たちもやって良かったていう達成感がすごいありました」

生徒たちは「オイスカ米」がスリランカとの交流のきっかけになればと期待を込めていました。