■てんかんと診断されて22年、毎日欠かさず…


てんかんを患う娘の母:
「お友達の家に遊びに行っていて、突然、意識がなくなったのか…。唇が紫色になったって、そのときに初めて、何だこれは?って。意識障害みたいな。で、てんかんになったって診断された」



こう語るのは、てんかんを患う娘をもつ県内在住の女性です。当時5歳の娘が突然意識を失い、てんかんと診断されました。

症状に合う薬を探しましたが、なかなか見つからず、それから1年間は週2回のペースで発作が起きたといいます。


てんかんを患う娘の母:
「うちの子の場合は、頭の中がわからなくなってそれを私に伝えにくるんですよ。わからんって。だけど…わからなくなったときにはもう発作が出ていて、そのままコテン!と。目開いた状態でどこか見ているみたいな…。それでしばらくしたら手がパンパン動き出して、けいれん始まったみたいな。とりあえず抱っこする。抱っこするしかないというか…。(薬を)ちゃんと飲ませているのに、なんで出てしまうんやろって…」

薬を3回変えてようやく症状を抑えられる薬が見つかり、発作の頻度は徐々に減っていったといいます。

てんかんと診断されてから22年。成人し27歳になったいまも毎日欠かさず薬を飲み続けているといいます。



てんかんを患う娘の母:
「毎日です。朝と晩毎日欠かさず。なくなったら困ります。なくてはならないものですね…」