2日12時には華南の北緯25度10分 (25.2度)東経116度05分 (116.1度)にあって、東北東へ25 km/hの速さで進む見込みです。中心の気圧は1006ヘクトパスカルが予想されます。
続いては、石川気象予報士の解説です。
石川博康 気象予報士
「台風はこの後、発達することなく、2日の午前0時には熱帯低気圧に戻る見込みです。
アメリカやヨーロッパによる予想を見ると、香港付近に台風を表す円状の等圧線が確認できるものもありますが、2日には円状の等圧線は不明瞭になります。
ただ台風から再び変わった低気圧が今後、沖縄付近に進む可能性もあります。
台風だった低気圧から暖かく湿った空気が流れ込んで沖縄地方では警報級の大雨となる恐れがありますので、今後の気象情報にチェックするようにしてください」