整備されてから半世紀以上がたつ甲府市の緑が丘スポーツ公園。長い歴史を持つこの公園にある陸上の競技場に名称が初めて付けられました。さて、その名称は?
甲府市にある緑が丘スポーツ公園は1964年に県が「県営総合運動場」として整備。その後、甲府市に管理が移り、50年以上市内外の多くの人が利用してきた公園です。現在、老朽化に伴い野球場やテニスコートなどが大規模な改修が行われています。

この公園内にある、陸上競技やサッカーなどで使われる競技場はこれまで愛称がなく、ただ「競技場」とだけ呼ばれ続けてきました。

しかし、今年、甲府市が財源を増やし市民サービスを向上させようと、競技場の命名ができるネーミングライツを募集し、今年7月初めて名称が決定しました。その名称は・・・。

「ふじでんスタジアム」です。
甲府市にある電気通信設備や消防設備などの施工を請け負う会社「ふじでん」がネーミングライツを取得しました。

ふじでん 小林登社長:
ずっと地域にお世話になって事業してきた会社ですので、地域の皆さまに目に見える形で、わずかながらかもしれませんがご恩をお返ししたいという気持ち。

「ふじでんスタジアム」の名称は2027年までの5年間で、年間200万円の契約金は今後、競技場の維持費に使われるということです。