松本市で野生動物が「ある行動」をする珍しい姿が目撃されました。
この動物は、野山を駆けるだけではない優れた身体能力の持ち主でした。
水の中をスイスイと泳ぐ動物…。
特別天然記念物の二ホンカモシカです。
JR松本駅から2.8キロほど離れた市街地脇の千鹿頭池(ちかとういけ)で、5月22日に撮影された映像です。
カモシカは水の中で前足と後ろ足を器用に動かしながら、顔を水につけないようゆっくりと泳いでいきます。
陸に上がると頭の上には葉っぱが。
撮影したのは安曇野市のカメラマン折井信介(おりい・しんすけ)さんです。
野生動物の写真を撮り歩いているという折井さん。
この日も野鳥を撮影するために千鹿頭池を訪れていました。
折井信介さん:
「ちょうど私、車にいたんですよね。車でちょっとパン食べてるときに、『バシャン』って音がして『え?何?』って思ったら、ちょうどその場所に、なんか大きい犬が泳いでるのかなと思ったんですけど、よく見ると頭から角も生えてますし、これはカモシカだということで、本当にびっくりしましたね」
カモシカは、池をおよそ90メートル横断し、対岸に渡ると、泳ぎ疲れたのかその場でしばし休憩。
折井信介さん:
「あの辺にたどり着きまして、そこから上がろうとして上がれなくって、薮の中でガサガサしてるときに、頭に葉っぱがついたっていう感じですね」
その後、再び泳ぎ出し、別の場所から陸に上がって山の中へ消えていったそうです。
折井信介さん:
「泳いでるときに、頭に葉っぱ乗って泳いでるの見えたんですよね。何か聖火ランナーのような感じに思いましたね」
カモシカの生態に詳しい大町山岳博物館の学芸員によりますと、「湖の周辺で見かけることはあるが、泳いでいる姿が撮影されることは珍しい」ということです。
野生動物を撮り続けている折井さんも思わぬ偶然に…
折井信介さん:
「正直なんか今年1年の運を使い果たしたんじゃないかと思って心配してますけど。でもその後、きょうもアナグマの写真撮れましたし、決して運は使い果たしていなかったのかなと」
野生動物の身体能力の高さを知る貴重な映像でした。
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