秋篠宮家の次女・佳子さま。ギリシャ滞在も5日目、「引き続き、ギリシャを感じながら過ごしたい」と笑顔で語られました。一方、きのう佳子さまと手話で交流した女性が取材に応じてくれました。
佳子さま「ギリシャを感じながら」 現地女性と手話で交流秘話

水色のワンピース姿で街を散策。居合わせた観光客に手を振られ、歓声があがりました。
ここはリゾート地=ケルキラ島。ベネチア風の街並みが残る旧市街は、世界遺産にも登録されています。
佳子さま3度目の海外公務も、あとわずか。

「とても魅力的で、皆さまにも本当にあたたかくお迎えをいただいて。(残りの日程も)引き続き、ギリシャをすごく感じながら過ごしたい」

「ギリシャを感じながら」。ここまで、大統領や首相夫妻と懇談し、地元の人たちとも交流。パルテノン神殿をはじめ、“ギリシャを象徴する場所”へも積極的に足を運ばれています。

こちらは、聴覚障害者らの支援施設。佳子さまは出迎えを受けると、手話をまじえ挨拶。

「ありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します」
ギリシャで使われる手話も学ばれました。

「『本日は日本から王女様が訪問されています』という手話をしてくださいました」
現地の人たちは、佳子さまがギリシャ手話も使われていたと興奮気味です。

社会結束・家族大臣 ソフィア・ザハラキ氏
「本当に驚き、光栄でした。佳子さまがこの訪問を大切に思う気持ちが伝わりました。お礼を伝えたい」

さらに出迎えた女性は、佳子さまから「私の母も手話を学んでいます」と伝えられたことを明かし、佳子さまとは「手話教室でまたお会いしたい」と笑顔で語りました。
そして先ほど、記念行事に出席した佳子さまは、淡いオレンジのワンピース姿。母・紀子さまとの、こんなエピソードを明かされました。

「母が子どもの頃に、家族でギリシャを旅行した時の写真を見せてもらい、楽しかった思い出話を聞いたことがあります」
両国のつながりを深める公式訪問。挨拶はギリシャ語で締めくくられました。