エディオンピースウイング広島で、旗を掲出するバトンが落下した問題について、広島市は突風による機械の故障が原因とする調査結果をまとめました。

ピースウイングでは、今月11日、サンフレッチェ広島レジーナの試合中に、フラッグを掲出するための「吊りバトン」がスタンドに落下しました。
スタンドは観客に開放されていなかったため、けが人はいませんでした。
広島市などの調査によりますと、当日、風によってバトンに旗が巻きついたため、運営スタッフがハーフタイムに一度、バトンを下ろして直した後、リモコン操作で再び上昇させました。

この際、突風が吹いたため、バトンを吊るすワイヤがゆるみ、電動式の巻き上げ機が正常に作動できなくなったため、落下したということです。
今回の事態を受けて広島市は、吊りバトン装置は撤去することにしました。新たなフラッグ掲出場所は、スタジアム南東部分にことし夏ごろまでに設置する予定だということです。














