名古屋市の「プラスチックごみの分別」が、ことし4月からルールが変わっているのをご存じでしょうか。
新しいルールが浸透していないために、ゴミを収集する際に火事になる危険も増えているといいます。現場を取材しました。

名古屋市で13年ぶりに変更された「プラスチックごみの分別ルール」。
ことし3月までは「プラスチック製の容器包装」だけが「資源ごみ」とされ、ハンガーや歯ブラシなどのプラスチック製品は「可燃ごみ」として収集されてきました。
しかし4月からはプラスチックでできているごみは、すべて「資源ごみ」として収集されることになったのです。

(名古屋市 環境局 沖亜梨沙 主事)
「ハンガーはプラスチックのみでできている、プラスチック資源の対象。ボールペンは外見はプラスチック、中にバネが入っていたり金属もある。プラスチック資源ではない。洗濯ばさみも金属が付いている、資源ではない」

一見、プラスチックでできているものも、金属が付いていると資源化できません。
また、なわとびなど長いひも状のものは収集車や機械に絡まってしまう可能性があるため、30センチ以内に切ってほしいとのこと。
細かいルールのように思えますが…「新ルール」は浸透しているのでしょうか。