続いては石川気象予報士の解説です。
石川博康 気象予報士
「台風1号は31日午前に関東地方に最も近づく見込みです。台風の中心に近い大東島地方では、大荒れの天気になる恐れがありますので、安全な場所で過ごすなど警戒をお願いします。
また台風の北側には前線を伴った雨雲があり、台風が近づく30日の夜から四国や本州の太平洋側を中心に雨が降りそうです。
台風が最も近づく31日は関東を中心に荒れた天気になる可能性があります。特に通勤時間帯は雨風が強まり、交通機関に影響の出る可能性があります。
また台風が予想より北寄りの進路をとると、さらに雨風が強まるおそれがあります。最新の情報をチェックするようにしてください。
台風は31日午後になると関東から次第に遠ざかる見込みです。ただ吹き返しの北風が流れ込んで、しばらくは風の強い状態が続く見込みです。気温も上がらず肌寒いでしょう」