浦添市のこども園で5月7日、園児2人が園を抜け出し、一時行方が分からなくなっていたことが分かりました。
浦添市によりますと5月7日午後0時20分ごろ、浦添市のこども園で3歳児のクラスの園児2人がいなくなっていることに職員が気づきました。
通報を受けて捜索していた警察官が、およそ40分後に850メートルほど離れた路上で2人を発見し保護したということです。2人にケガはありませんでした。2人は施錠されていない扉から外に出たとみられています。
市の担当者は「起きてはいけないことが起きてしまった。子どもたちの命を預かる 立場として再発防止に努めたい」とコメントし、施錠の徹底などを指導するとしています。
このこども園では全3クラスの保護者に説明の場を設けて謝罪したほか、園児の部屋の前に高さ1メートルほどの柵を設置したということです。市ではそのほか、来月開かれる、市内のこども園など65施設による園長会で今回の事案について説明し、再発防止を図っていくとしています。