イスラエル軍がガザ地区南部ラファで、住民の避難先とされる場所に行った空爆の死者は45人となりました。戦闘停止に向けた交渉にも影響を与えそうです。
パレスチナ赤新月社によりますと、空爆があったのはラファ中心部に近い場所で、イスラエル軍が地上作戦にあたって避難先として指定した「人道地区」に含まれていました。
保健当局によりますと、死者は45人、けが人は249人にのぼっています。
イスラエル政府の報道官は27日、「攻撃後の火災で民間人が犠牲になった」との見方を明らかにし、空爆の対象はハマスの司令官2人だったとして、「非常に悲しいが、ハマスが望んで始めた戦争だ」と強調しています。
ネタニヤフ首相は国会で演説し、AP通信などによりますと、「無実の民間人を傷つけないために最大限の努力をしているにもかかわらず、悲劇的な誤りが起きてしまった」と話したうえで、調査結果をまとめる方針を明らかにしました。
また、今週にも再開の可能性が伝えられた戦闘停止などに向けた交渉についてイスラエルメディアは、空爆を受け、ハマスが参加しない意向を示していると報じていて、交渉再開は見通せない状況が続いています。
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