大雨災害の危険度が急激に高まる線状降水帯。今できる備えと、発生したらどう行動したらいいのか?まとめました。
発達した雨雲が次々と発生して同じ場所にかかり、大雨が降り続く線状降水帯。去年、鹿児島県内では、奄美地方で3回、種子島・屋久島地方で1回のあわせて4回発生しました。
このうち奄美地方では、去年6月、2日続けて線状降水帯が発生してがけ崩れが相次ぎ、宇検村では6つの集落が3日間、孤立しました。
線状降水帯が発生すると、大雨災害の危険度が急激に高まり、川の近くや低い土地では浸水のおそれ、がけや山沿いでは土砂災害が発生するおそれがあります。
ただ、夜の避難は道路が冠水し、河川が増水しているため、危険な場合があります。避難するとかえって危険な時は、家の2階や、がけから少しでも離れた部屋に移動するなど、安全を確保してください。
そして、今のうちに停電に備えて、懐中電灯やラジオ、携帯電話などを充電できるモバイルバッテリーを用意し、断水に備えて飲み水の準備や、浴槽に生活用水をためておくとより安心です。
大雨の情報は、MBCのテレビ、ラジオ、テレビのデータ放送、ホームページでお伝えしています。
スマートフォンのMBCアプリでも大雨情報を確認できます。JNNのアプリ「NEWSDIG防災」では、雨雲レーダーや気象庁のキキクルを見られます。














