東北電力は宮城県にある女川原子力発電所2号機の安全対策工事が27日、完了したことを明らかにしました。今後は今年9月頃を想定する再稼働に向け、原子炉への燃料の挿入や起動のための検査・試験などを行うとしています。
女川原子力発電所2号機では、これまで再稼働に向けて防潮堤のかさ上げや原子炉建屋の耐震補強、電源を確保するためのガスタービン発電機の配備などの安全対策工事が進められてきました。

東北電力はこうした安全対策工事が27日、完了したことを明らかにしました。工事は当初2016年3月の完了を予定していましたが、追加工事などで7回延期され当初の予定より8年以上、遅れました。東北電力は安全対策の工事費用について5700億円程度としています。

須田善明女川町長:
「安全対策工事が終わっても、起動に向けた作業はこれから。ずっと動かしていなかったもので多少なりの不具合、事象は十分発生しうる。最終的には起動に至るのでそこまでのプロセスをしっかり踏んでもらいたい」
東北電力は、今後2号機の原子炉への燃料挿入や起動のための検査、試験などを進め今年9月頃の再稼働を想定しています。樋口康二郎社長は「引き続き安全確保を最優先に一つひとつのプロセスにしっかりと対応し、13年ぶりとなる再稼働に向けて、確実かつ丁寧に進めてまいります」などとコメントしています。
また、村井知事は「今後行う作業の安全を確保し、その進捗を立地自治体や県民に丁寧に説明してほしい」とコメントしています。














