新型コロナの「第7波」が続く中、まもなくお盆期間を迎えます。帰省や旅行を考えている方も多いと思いますが、医療機関は依然としてひっ迫した状況が続いています。どのようなことに注意すべきか医師に話を聞きました。
◆帰省先で高齢者へ感染させるリスク
市民「法事で北九州に来ました。検査をしっかりして来たので、不安は多少あるが時間を早めて人が少ない時間帯に移動します」
市民「実家の大阪に帰ります。それなりに気を付けている」

3年ぶりに行動制限のない今年の夏。お盆期間中の山陽新幹線の予約数は、去年のおよそ3倍となり、帰省や旅行を計画している人も多いようです。
ただ、新型コロナの感染者数は高止まりの状況が続いていて福岡県内の病床の使用率は70%を超えています。お盆の過ごし方について北九州市立八幡病院の伊藤医師は「帰省先では特に高齢者への配慮」が必要だと話します。

北九州市立八幡病院・伊藤重彦名誉院長「食事が、若い方が感染を持ち込んで高齢者にうつすきっかけです。もちろん団らんは構いませんが、マスクを外している間はできるだけ小さい声で言葉少なく、食事を先に済ましていただければと思います」