今月17日、南城市の奥武島(おうじま)で中学生2人が溺れた水難事故を受けて、水難事故防止の対策を協議する緊急の会合が、開かれました。

南城市の奥武島では今月17日、男子中学生2人が堤防から飛び込んで溺れうち1人が意識不明の重体となり現在も治療が続いています。

地元の漁協や海上保安部などが24日、この事故を受けて緊急の会議を開き事故の防止策などについて協議しました。

監視員が配置された海岸で泳ぐよう遊泳は監視員が配置された海岸を選ぶ注意を小中学校で徹底して確認する、といった対策が話し合われました。

▽与那原地区水難事故防止推進協議会照喜名智会長
「家庭や学校でも注意喚起をしてもらって、少しでも事故がなくなるように、県民一緒になって対策をとって(いきたい)」


警察によりますと、県内では今年1月以降水難事故は31件発生していて、12人の死者が出ています。