一方で、会場ではこんな困りごとも聞かれました。

大分と長崎から(記者「山口市内等に泊まろうとは?」)「予約取るのが遅くて、間に合わなかったです。泊まりたかったです!」


兵庫から「ホテルなかったです。めっちゃ探したんですけど」

愛媛から「萩市の方に1泊、宿が取れなくて。この花火でテンション上げてそのノリで萩市まで行きます」

せっかく山口に来たのに泊まることができず、日帰りのほか、隣県に移動して泊まるという人もいました。

イベント終了後の新山口駅には、足早に山口市を去る人が多く見られました。

さらに、会場と新山口駅を結ぶシャトルバスに乗るのが遅くなった人は、駅への到着が終電出発後になってしまい、JR西日本によりますと1000人近くが帰宅困難になったということです。駅員から非常用のビスケットや飲み物が配られ、通路で夜を明かすことになりました。


「新山口駅の駅員に感謝の気持ちを伝えたい」といった声も聞かれました。


主催者はあらかじめ「希望する交通機関に間に合わない可能性がある」など注意していたということです。

県山口きらら博記念公園交流拠点化推進室は、「事前に周知していたにも関わらず、このようなことが起きたのは大変残念。今後も大規模イベントを誘致するとともに、合わせて交通に関する広報にもより力を入れていきたい」とコメントとしています。