今年3月、下関沖の響灘で韓国船籍のケミカルタンカーが転覆し、乗組員9人が死亡した事故で2か月あまり現場海域に残されていた船体の撤去に向けた引き起こし作業がけさから始まりました。クレーン船を使った作業で2か月ぶりに船体が姿を現しました。
23日午前8時、現場海域には大型のクレーン船や作業船などが集まりました。
事故は今年3月、下関沖の響灘で韓国船籍のケミカルタンカー「キョヨンサン」が転覆し、乗組員11人のうち9人が死亡、1人の行方が分からなくなっているものです。
船体は2か月にわたって現場海域に残されたままになっています。
作業を担当するサルベージ会社によりますと高さ107メートル、国内最大級のクレーン船が船体を引き上げつつ別のクレーンで牽引して船体を起こす作業が予定されていました。
正午前には、船体が引き起こされ、大部分が水中にあった船体が、2か月ぶりに姿を現しました。
作業後は、タンクに残されていた内容物の抜き取りや排水をしたあと、門司海上保安部が船内で行方不明者の捜索をすることにしています。














