去年よりおよそ1週間遅い初水揚げです。生鮮カツオの水揚げ28年連続日本一を目指す宮城県の気仙沼港に21日朝、今シーズン初となる一本釣りのカツオが水揚げされ港は活気づきました。

気仙沼港には、21日朝、三重県尾鷲市の一本釣り漁船第23長久丸が入港し、茨城県日立市沖で取ったカツオ7.8トンを水揚げしました。水揚げされたカツオは中型や小型が主体で入札では1キロ当たり平均481円と去年より300円程安く取引されました。

第23長久丸 石森優樹漁労長:
「本格的な戻りカツオとは違い脂ののりは薄いがさっぱりとした感じで美味しいと思うのでそこが魅力」

第23長久丸 石森優樹漁労長

買受人の阿部長商店 阿部泰浩社長:
「水揚げ的には少し不安定の状態が続くと思うが、我々も一所懸命価格的に頑張って、勝浦に負けない相場を作りながら流れを気仙沼にもっていきたい」

一本釣りカツオの初水揚げは、去年よりも1週間遅く、早速、気仙沼市内の鮮魚店などに出荷されました。気仙沼港は28年連続で生鮮カツオ水揚げ日本一を目指していてこれから本格的なシーズンを迎えます。

気仙沼港の生鮮カツオの水揚げ量の推移です。1997年に日本一になってから、2万から4万トンで推移しました。東日本大震災のあとは、不漁が続き、2022年は、およそ8000トンにとどまったものの、去年は、2万2780トンと一転して豊漁になりました。

漁業情報サービスセンターのカツオ担当、水野紫津葉さんは、「今年は暖かい海水の流れが東北沿岸を北上していて、気仙沼の近くにも漁場が形成されるとみられる。このため、去年よりは少ないものの、まずまずの水揚げになる」と予想しています。