ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、任期満了を迎えましたが、ロシアによる軍事侵攻が続くなか選挙が先送りされており、職務を続けています。
2019年に大統領に就任したゼレンスキー氏。任期は5年で、今年3月に大統領選挙の投票が行われる予定でしたが、ロシアの侵攻により戒厳令が敷かれたため、選挙の実施が禁止されていて、20日の任期満了後も職務を続けています。
ロイター通信によりますと、侵攻開始後の対応で急上昇したゼレンスキー氏の支持率は、戦闘の長期化で下がっているものの、キーウ国際社会学研究所の調べでは60%から65%で安定しているということです。
研究所の所長は、ウクライナ人の7割から8割は「侵攻が続く中で選挙を実施しないことは正しいと考えている」としています。
一方、ロシアのプーチン大統領は、ゼレンスキー大統領が選挙を経ずに職務を続けることの正当性を疑問視していて、停戦などに関し「文書に署名する場合、合法的な政権と署名する必要がある」などとしています。
注目の記事
「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

【一覧あり】27億円超の赤字の区画も… JR東日本が「ご利用の少ない線区の経営情報(2024年度分)」を発表 100円稼ぐための『営業係数』が1万円超の区画も… あなたの街のあの路線・区画も…?

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









