「けんか山」で知られる富山県高岡市の伏木曳山祭は、地震の影響で、ことし、祭りの目玉の「かっちゃ」を無観客で行いました。被害の大きさに開催には賛否両論ありましたが、ことしも伏木の町に威勢のいい掛け声が響きました。

およそ200年前から続く伏木曳山祭。海の安全や町の繁栄を願う伏木神社の春の祭礼です。

ことしは「地元住民のために復興を祈願する」祭りとして、祭りの目玉「かっちゃ」は過去例のない無観客で行われ、住民らは会場の外から静かに見守りました。

元日に北陸を襲った能登半島地震。伏木地区では、液状化による地盤沈下や道路のひび割れ、建物の損壊など広範囲に被害が出ました。















