18日からの週末、全国的に気温が上がりそう…熱中症に加え、紫外線にも注意が必要です。

気温上昇 各地で「夏日」 週末も

南波雅俊キャスター:
17日の各地の気温です。25℃を超える夏日となった地点が310地点となりました。

森田正光気象予報士:
全国913地点あるんですが、3分の1が夏日だったということですね。

南波キャスター:
東京は18日(土)に最高気温29℃の予想。

森田さん:
今シーズン一番上がることになりますね。

南波キャスター:
18日(土)は大阪・札幌でも夏日予想。19日(日)は仙台でも25℃を超える夏日となりそうです。

紫外線情報は5段階に分かれていて、関東各地は3段階めの「強い」という状況です。5段階の真ん中ですが、それでも「強い」というのは注意しなくてはいけないんですか?

森田さん:
6月に太陽の高度が一番高くなりますが、実は7~8月はもっと強くなるんですね。なんでかというと、オゾン層が薄くなる時期だったり、よく晴れるということもあって全体的には7~8月にかけて、これからは晴れたら毎日警戒しないといけないという状況です。

南波キャスター:
各月の紫外線量をグラフでみると、全国各地(札幌・つくば・那覇)、7月~8月に向けて上がっていきますが、4~9月で1年間に浴びる紫外線の約7~8割を浴びるという事です。(環境省 紫外線環境保健マニュアル2020より)

森田さん:
特に晴れた日は紫外線をもろに受けるます。

日比麻音子キャスター:
5月だからといって油断はできないなと思います。子どもたちへの対策は早め早めにしておきたいですね。

教育アドバイザー 清水章弘さん:
我々が子どもだった時と常識が変わってきています。地球温暖化、地球沸騰化なんて言いますけれども、例えば制服。日比さんが学生だったとき、例えば夏服は何月まで、何月から冬服で、と分かれていませんでしたか?

日比キャスター:
分かれていました。少なくとも、この時期ではなかったと思います。

教育アドバイザー 清水さん:
ですよね。でも今は、例えば山梨県の甲府ではすごく熱中症が多いので、4月から自由に夏服を着てきても良いと変わってきています。

紫外線も、環境省がマニュアルとして「子どもにも日焼け止めを有効活用しましょう」と言っていて、学校でも声掛けすることが増えてきているので、そういう意味では今までの常識と大きく変わってきている、そういう前提で考えなきゃいけない時代になってきましたね。

日比キャスター:
敏感に対策できるように柔軟にいろんな選択肢を子どもたちに与えてあげないと、「あっ」という時に熱中症になったりしますもんね。

教育アドバイザー 清水さん:
子どもは気づかずに熱中症になりますからね。

山内あゆキャスター:
「水飲んで」って言わないとなかなか飲まないんですよね。こっちから声かけをしないと。大きい水筒を持たせるとかしないといけないなと思っていました。

教育アドバイザー 清水さん:
屋内でも熱中症になりますから、大人がこまめに声かけをして、こまめに水分補給を促していかないと、あっという間ですからね。