いじめを受け、その後不登校となった児童の保護者が再発防止策を求めました。

2022年7月、熊本県阿蘇地域にある小学校の体育館で、倒れ込んだ児童の背中に複数の同級生が乗るいじめがあり、その後、児童は不登校になりました。

この件を調査した第三者委員会は今年(2024年)4月、「いじめによって不登校となった可能性が高い」と判断。

これを受け、きょう児童の保護者が再発防止策を求め意見書を提出しました。

児童の母親「不登校の親の会に参加した時に、わが子と同じように、学校にいじめの対応をきちんとしてもらえず、不登校になっている子どもたちがたくさんいたことも、今回の要望を上げる要因となっています」

意見書では、専門知識を持った第三者の相談窓口や対応部局の設置などを地元自治体や県に求めています。