昨夜、山形県鶴岡市で起きた土砂くずれについて、崩れた原因のひとつに、きのう降った雨が考えられることがわかりました。
土砂に巻き込まれた人や建物はなく、今後は、二次災害を防ぐため斜面の補修をするということです。

警察や鶴岡市によりますと、土砂崩れが起きたのは、鶴岡市宝谷地内の市道で、昨夜8時前、付近を通った男性が道路に土砂が崩れてきているのを発見し、警察に通報しました。
土砂は、高さがおよそ2メートルあり、およそ50メートルにわたって道路を覆っているということです。

鶴岡市 皆川治 市長「当該地については土砂災害警戒区域ではないと報告を受けている」

鶴岡市の皆川市長は、今回崩れたのは集落から600メートルほど離れた場所で、警戒区域にはあたらないことを明らかにしました。巻き込まれた人や建物はなく、う回路があるため、孤立集落の発生もないということです。

土砂災害の発生に住民は。
住民「私が見る限りでは初めて。主要道路でスクールバスも通る道で我々も通勤などに使う道。だからちょっと遠回りになる」

鶴岡市 皆川治 市長「本日中に撤去できるような土砂量ではないと聞いているが、どの程度時間を要するか、現場をよく確認して建設業者と作業スケジュールを確認して(復旧のめどを)はっきりさせていきたい」

市によりますと、皆川市長は午後に県の担当者などと現地を確認し、そこで、土砂くずれの原因にきのうの雨が考えられると助言を受けたということです。
今後は、雨が染み込まないよう、斜面をシートで補修する予定です















