--鈴木社長「東京からメーカーさんたちは一切来ないから、自分たちで直せる部分は直して。かけられるプリントをピックアップして。あの時は3館(スクリーン)くらいで始まった。『すいません、ドラえもんやってますか?』ってこれはやっぱりびっくりしたね!」
震災によって改めて感じた映画館の「意義」。
--鈴木社長「まだまだ映画を見たいというお客さんがこんなにいるという。そっからだね。どんな形であれ、残さなきゃいけないなと。」
2019年には、イオンモールいわき小名浜で複合映画館「シネコン」の経営に乗り出した鈴木さん。まちポレいわきは、小名浜との差別化を図るため、シネコンでは上映されていない芸術性の高い作品を多く扱っています。
元々7つあったスクリーンは2つに減らし、ミニシアターとしてその役割を担っています。
--いわき市在住のお客さん「今年は2回、3回くらい。観たいときは大抵ここ。ずっとここに存続してもらいたいです。」
100年近くいわき駅前とともに歩んできた映画館。鈴木さんが目指す映画館の姿があります。
--鈴木社長「いわき駅前に映画、色々なものを集めて昔の街のにぎわいを取り戻したいよな。その中のコンテンツのひとつが映画館である。」
街も、人も、生活も変化していく、いわき駅前。それでも、誰かの心に残る作品を届けるため・・・。「まちポレいわき」は、きょうも上映を続けています。
『ステップ』
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2024年5月16日放送回より)
見て・知って・食べて応援!福島をもっとゲンキに!番組で紹介した伝統・お店は、TUFアプリ『たぷり』に掲載中です。