山形県鶴岡市の病院で14日、看護体験が行われ、高校生が、助けを必要とする人たちの気持ちを感じました。

鶴岡市立荘内病院では、ナイチンゲールの誕生日、5月12日が「看護の日」であることに合わせ、看護や命に理解を深めてもらおうと看護体験を行っています。

参加したのは看護や福祉などに興味を持っている高校生たち。

「うわっ黄色」

こちらでは、様々な道具を着け、加齢による関節のこわばりや耳や目の能力の低下を体験しています。

体の不自由さを感じた生徒たちは・・・。

参加した生徒「周りの人がしゃべっていても、何言ってるんだろうとなるし、目も下をちゃんと見ないと見えないので大変」

参加した生徒「一人で歩いているのを見るのも心配。転びにそうなったり心配なので、補助が大切」

生徒たちはこのほかにも重さが8キロもある器具を着けて妊娠の大変さを体験するなど、補助や看護が必要な人の気持ちを実感したようでした。