親が宗教を信仰しているいわゆる「宗教2世」らでつくる団体が、宗教を背景とした子どもへの虐待に対して相談体制の強化などを求める要望書をこども家庭庁に提出しました。
親による宗教の信仰を背景にした児童虐待の実態について、こども家庭庁は先月初めて行った調査の結果を公表し、宗教活動を強制するなどの虐待の事例が47件確認されました。
これを受けてきょう、宗教2世らでつくる3つの団体は、▼学校など子どもの関わる場所で国が作成した対応指針の周知を徹底することや、▼子どもが相談できる専用の相談窓口を設置することなどを求める要望書をこども家庭庁に提出しました。
「エホバの証人」元宗教3世 夏野ななさん(仮名)
「宗教活動に参加したくない旨、親に告げたときに、ムチをされ、通学と宗教活動以外外出禁止で、学校で自身が虐待を受けていることを認識できたり、それを第三者に相談することができれば状況は変わっていたかもしれないという思いがあります」
一方、調査では輸血の拒否などの「医療ネグレクト」が3年間で少なくとも20件あり、中には教団側から児童相談所に対して輸血に頼らない治療方法などについて説明されるケースもあることが分かりました。
これに対して、団体は児童相談所と輸血の拒否の活動を行う教団側との関係を断ち、子どもの治療の決定に関与させないようにすることを求めています。
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