気圧変動が体に及ぼす影響とは

気圧が大きく下がると、体の中にある気圧のセンサー、三半規管が反応し、自律神経が乱れることなどが原因で気象病の症状が出ます。こうした症状を和らげるにはマッサージが効果的だといいます。

川平耳鼻咽喉科クリニック 高橋薫院長:
「心臓から血流を首から耳に入れてあげた方がいいので、首から上の方になるべくマッサージをしてあげて、途中、首から心臓の方に血流を戻して上げるように、ぎゅう~と力強くしてあげる」

高橋院長は、気象病の予防には、普段からの適度な運動が重要だと指摘します。

川平耳鼻咽喉科クリニック 高橋薫院長:
「自律神経のバランスが崩れると気象病になりやすいので、普段から日光を浴びて適度な運動をすることが大事」

宮城を含む東北南部の梅雨入り平年は6月12日頃。これから気圧が大きく下がりやすい時期に入るため体調の管理に注意してください。

高橋院長によると、気圧から6から10ヘクトパスカルほど下がると頭痛が生じやすくなり、13日のような前線や低気圧の影響で気圧の変化が大きくなるときは注意してほしいと話しています。