紙幣の識別は新札と現在のお札の両方できるようにしなければなりませんが、今回はさらに別の対応も求められています。

協南精機 川口剛史社長:
「今はキャッシュレス化が進んでいますから、紙幣にもキャッシュレスにも対応できるハイブリッドの製品に変わってきております」
「キャッシュレスは通信技術とかも必要ですから、そういうところでは苦労しました」

去年11月ごろから受注が増加したことを受けて、作業場を拡大して対応していますが、すでに今年9月までは予約がいっぱいで今年度中は忙しさが続く見通しです。

協南精機 川口剛史社長:
「キャッシュレス化が進んでいますけれど、小銭や現金紙幣が必要な場合に弊社の両替機とかカード販売機を使っていただけるとよろしいと思います」

なお、新しいお札には世界初となる3Dホログラムなどの偽造防止技術が施されていて、7月3日から発行されます。