また円安がじわじわ進んでいます。外国為替市場で、円相場は1ドル=156円台まで円安が進行しました。

円相場は先月29日に34年ぶりに一時160円台まで円安が進んだものの、その後、政府・日銀が繰り返し為替介入をしたとみられることから、今月3日には一時151円台まで円高方向に値を戻していました。

ただ、市場では政府・日銀の為替介入への警戒感がある一方で、日米の金利差は当面縮まらないとの見方が根強いことから、円を売ってドルを買う動きが強まっていて、先週からじわじわ円安が再び進行していました。