国土交通省は今年4月、鉄道事業が安定的・持続的に運営できるように、鉄道運賃水準の算定の根拠となる「総括原価」の算定方法を27年ぶりに見直し、自然災害からの復旧や人材確保などの設備投資やコストを運賃に反映しやすくしました。

JR北海道はこの算定方法の見直しを踏まえ、来年4月をめどに約8%の値上げを検討していますが、JR九州は運賃の値上げ幅や時期について「現在、検討中」としています。