世界最高の飛行技術を競う国際レース「エアレースX」。初開催された去年、優勝に輝いた室屋義秀選手は、今シーズン、シリーズ総合優勝を目指します。一方、室屋さんが次の世代を育てる日本初のプログラムは、スタートから1年が経ち、候補生は32人から2人にまで絞られました。【からつづく】

「エアレースX」は、デジタルとリアルを組み合わせた新しい国際レースです。選手が世界各地で実際に飛んだフライトデータを集約し、AR=拡張現実の技術を使ってレースを再現します。

去年初めて、東京・渋谷を舞台にレースが行われ、福島市在住のエアレースパイロット室屋義秀さんが初代王者に輝きました。

その興奮が今年もやってきます。8日に記者会見に臨んだ室屋選手は、まもなく始まる第1戦に向けて強い決意を語りました。

室屋選手「初戦はすごく大事。前半は様子見しながら、後半一気に全部総どりする展開かなと思っている」