残業代の未払いや長時間労働など職場でのトラブルを防ぎ働きやすい環境作りに向けた大分県の集中相談会が、10日から始まりました。

この相談会は年度当初に増加傾向にある労働トラブルに対応するため、県が開設したもので、県庁7階の雇用対策室で、午後8時まで電話と対面で受け付けています。

県によりますと、昨年度の相談件数は過去最多の1850件で、内容は、賃金・休暇など労働条件や、パワハラをはじめとした人間関係が多いということです。

(県雇用労働室・浜田洋一さん)「人手不足の中で働きやすい職場でないと人の定着も良くないので、ぜひ何か悩んでいる方がいたら、私たちに一報をいただけたらと思う」

集中労働相談会は12日までの3日間開かれます。