山梨県市川三郷町で週に一度開かれる軽食の販売会が人気を集めています。その裏にはコロナ禍での障害者支援と過疎地域での買い物事情がありました。
焼きそばや大葉の天ぷら、から揚げなど10種類以上の手作りの総菜。

市川三郷町上野にあるNPO法人「希会」は毎週金曜日にテントで軽食の販売を行っています。

買い物に来た女性:
おいしい。金曜日が楽しみ。年寄りはやっぱりこういうところがあると助かるみたい。

およそ7年前にコンビニエンスストアが閉店したこの地域にとっては手軽な買い物先として人気を集めています。

また、障がいのある希会の利用者が職員と一緒に販売を行う事でコロナ禍での障害者への支援にもつなげる狙いです。

NPO法人希会 須藤きみ子理事長:
(コロナで)イベントがなくなり、利用者の給料を上げる方法を考えて出店しようと思った。

なお、次回の販売会は8月12日に開催されます。
