きょう(5月8日)、水俣病の被害者団体などに謝罪するため伊藤信太郎(いとう しんたろう)環境大臣が熊本県水俣市を急きょ訪れました。
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約束の時間に5分遅れ会場入りした大臣は、冒頭、懇談会でのことを謝罪しました。
伊藤大臣「環境省の職員が発言中にマイクの音を絞るという大変申し訳ないことがありました。心からお詫び申し上げたいと思います」

患者や被害者団体は意見交換の場を求める要望書を手渡し、改めて対応を非難しました。
【記事を読む】 団体側が手渡した要望書(全文)

参加者「被害者の皆様は明日はどのように話したら分かってもらえるかそいう思いで夜も寝ずに考えています。それなのにあまりにもひどい仕打ちで残念でありません」

これに対し伊藤大臣は。
伊藤大臣「もし(慰霊式当日に懇談会を)やるとすれば、その日は泊まるとか夜になるということでないと、たぶん難しいだろう。あるいは他の日にやるということも、みなさんと相談の上、あるのではないか」
このように述べ、スケジュールの見直しを示唆しました。
