愛媛県の伊予鉄バスは、電気で動くEVバス10台を新たに導入しました。年間で200トンあまりのCO2削減に加え、災害時の電力供給も期待されています。
7日は松山市駅前で出発式が開かれ、伊予鉄グループの清水一郎社長らがテープにはさみを入れ、新たなEVバスの導入を祝いました。
伊予鉄バスではこれまでEVバス1台を運行していましたが、今回新たに10台が加わったことで、さらに年間およそ210トンのCO2削減を、見込んでいるということです。
また、EVバスの座席にはスマホなどの充電に使えるUSBポートが設けられているほか、災害時に避難所などで電力を供給する機能も備えています。
(伊予鉄グループ・清水一郎社長)
「地域の公共交通が厳しいが、松山でEVバスが10台も導入できるということを、皆さんに分かってもらいたいし、応援してもらいたい」
伊予鉄バスは現在、およそ140台のバスを運行していて、今後、毎年10台ずつEVバスに切り替えていく方針だということです。
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