家族旅行で学校を休んでも欠席扱いにしない、大分県別府市の「たびスタ」について、導入から7か月間で1000人以上が利用したことがわかりました。
別府市は小中学生が家族旅行で学校を休んでも欠席扱いにしない制度「たびスタ」を去年9月から導入しています。
別府市教育委員会によりますと、3月末までに小学生828人、中学生230人のあわせて1058人が利用しました。
保護者を対象にしたアンケートでは、97パーセントが「利用してよかった」と答えています。こうした状況を受けて、市教委は今年度から年間の取得日数を3日から4日に増やしました。担当者は「旅の経験は子どもの成長につながる。今後も制度を活用してもらえれば」と話しています。