4月の岩手県内の企業倒産は3件で、負債総額は6億3100万円でした。

東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、先月の県内の負債総額1000万円以上の企業倒産は3件で、宿泊業、運送業、食品製造業のそれぞれ1件となりました。負債総額は2023年の4月を2億8300万円上回る6億3100万円でした。2024年に入ってからの県内の倒産件数はこれで合わせて19件となり、去年の同じ時期を7件上回っています。今後の見通しについて東京商工リサーチ盛岡支店は「燃料費や物価、人件費の高騰などにより経営環境がさらに厳しさを増して倒産するケースの増加が懸念される」としています。