LINEの利用者情報の流出問題で、総務省がLINEヤフーに韓国のIT企業「ネイバー」との資本関係の見直しの検討を求めていることをめぐり、ネイバーのトップは「これに従うかどうかではなく、中長期的な事業戦略に基づいて決める」との考えを明らかにしました。
LINEをめぐっては去年11月、第三者による不正アクセスでLINE利用者や取引先の個人情報など、最大およそ51万9000件が流出。総務省は先月までにLINEヤフーに対し、韓国のIT企業「ネイバー」が親会社に50%を出資する資本関係についての見直しなどを求める行政指導を2度行いました。
こうしたなかネイバーの崔秀姸CEOは3日、「資本支配力を減らすことを求める行政指導自体が非常に異例だ」と指摘したうえで「これに従うかどうかではなく、私たちが中長期的な事業戦略に基づいて決める問題だ」と語りました。
崔CEOは、韓国政府と協議しながら対応を検討していると説明しています。
この問題をめぐっては韓国外務省が「韓国企業に対する差別的措置があってはならない」と警戒を示し、必要があれば日本側と協議する方針も明らかにしています。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
