教員不足が深刻な鳥取県は、鳥取大学に対し教育学部の復活などを求め1日、大学側との初会合を開きました。しかしこの中で大学側は「学部の復活はハードルが高い」との認識を示しました。その理由とは?
会合には鳥取県から平井知事と足羽教育長、鳥取大学から中島学長などが出席しました。
鳥取県 平井伸治 知事
「世界の中で地盤沈下をしていると言われ、人材を育成をすることに、もっともっと投資をしてもいいのではないか。本県でいうと鳥取大学さんがその一番の要」
会ではまず県側が、ここ数年の公立学校の教員採用について、計画の人数に達していないと説明。特に小学校の教員確保が困難で、鳥取大学からの採用者も1割以下となっていることから、大学に対し教育学部や教員養成学科の設置などを求めました。