宮崎県日南市の小学校では、津波警報を想定した避難訓練が行われました。

4月8日、大隅半島東方沖を震源とする地震で震度5弱を観測した日南市。
30日は、海から500メートルほどの位置にある油津小学校で避難訓練が行われました。

訓練は、南海トラフを震源とする地震で津波警報が発表されたと想定し、児童たちがおよそ200メートル離れた市営団地の屋上に避難しました。

(児童)
「日頃から訓練をして、自分たちの命を守るための行動は大切だと思った」
「(8日の地震は)初めて経験した地震だったので怖かった。机の下に隠れたので、また起きるかもしれないが、その時も同じようにしたい」

(油津小学校・防災主任 藤野小百合教諭)
「津波が来るか来ないか、またどのくらいの津波が来るかというのが、前回の地震の時もすごく心配で、子どもたちをどのように誘導したらよいか心配していたので、迅速に子どもたちを守れるように行動したいと思う」