人気者だったゾウの「はな子」
福岡市動物園にはかつて、アジアゾウのはな子がいました。1973年にやってくると、園の人気投票で1位になるなど、多くの来園者を楽しませてきました。

飼育員「正面から入ってすぐゾウがいたので、最初は記念写真を撮るのがゾウだった」

2017年、はな子が死んで以降福岡市動物園にゾウはいなくなりました。福岡市は2019年に姉妹都市のミャンマー・ヤンゴン市と動物交流に関する覚書を締結。2022年春にアジアゾウ4頭を受け入れる準備を進めてきました。
しかし、新型コロナの感染拡大やミャンマー国内のクーデターなどの影響で2年以上、受け入れが遅れていました。4月22日の会見で福岡市の高島市長は次のように語りました。

福岡市 高島宗一郎市長「できるだけ早くと思いますけれども、また国の慣習だとか、いろんなものも違いますし。暑くなる前には来てほしいなと思っています」