管理会社は、月1回程度は清掃などで山小屋を訪れるということですが、2階に上がったのは去年12月4日の午後2時ごろが最後で、これ以降に被害を受けたと考えられるということです。

また、物入内の物品に盗難被害はありませんでしたが、ブルーシートが1階に畳んであり、冬山を軽装備で登った登山者が毛布を探すため物入を物色し、物入に保管していたブルーシートを使用した可能性が考えられるということです。

こうした事態を受け県は、26日に琴浦大山警察署に被害届を提出しました。

県は、避難小屋を大切に使ってもらうため、今後さらに利用者へのマナーアップを呼び掛けたり、大山遭難防止協会と協議し、冬季の防寒対策用のエマージェンシーシートなどの配備も検討したりしたいとしています。