キャベツやレタスなど葉物野菜の高騰が続いています。
そこで今、節約と新鮮な野菜を楽しむため家庭菜園の人気が高まっています。

野菜や花の苗などを1000種類近く揃える山梨県南アルプス市のハラダ種苗です。

春の大型連休前は家庭菜園用の苗の販売がかき入れ時ですが、今年は客の数と販売量が例年より2割ほど増えています。

ハラダ種苗 殿岡麻未さん:
「野菜も高くなっていますし、自分で家庭菜園でやってみるという方が増えている」

3月の気温低下の影響で価格が高騰しているキャベツやレタスは苗の価格が1株98円。
手ごろなためにまとめて購入する人が多いといいます。

そして、今の売れ筋は…

ハラダ種苗 殿岡麻未さん:
「本当に甘いトマトがいろいろ出ておりますのでおすすめしております」

ミニトマトは1株で平均100個ほど実をつけるため、苗を育てれば大幅な節約になります。

こうしたレタスやミニトマトはプランターでも栽培ができるほか、手入れが不要な苗も販売されているため、家庭菜園の初心者や自宅に畑がない人におすすめということです。

ハラダ種苗 殿岡麻未さん:
「難しいことではないので、育てやすいピーマンなどから始めてみてはどうでしょうか」

家庭菜園を楽しむことは物価高の今、家計のやりくりに有効といえそうです。